塗装後の状態を長く保つために、自分で出来るメンテナンス

2019年6月12日更新

外壁塗装や屋根塗装はリフォームの1つ。
新しく塗り替えることによって、同じお住まいでも雰囲気を大きく変えることが出来ます。
美しくなったお住まい、せっかくなら長期間維持したいですよね。
そして、美しく保つということは、外観だけでなく塗料の機能を維持できる、という大きなメリットがあります。
定期的な習慣として、ご自身でできるメンテナンス、はじめてみませんか。
 
お住まいのチェックポイント

① 屋根が一番劣化しやすい
② 外壁は南側が劣化しやすい
③ 北側は苔やカビに注意
 
① 屋根が一番劣化しやすい

建物の劣化の大きな原因は太陽光や雨風などの環境ダメージ。
つまり、常に太陽光や雨風を受け続けている屋根が最も早く劣化します。
 

もし塗装前なら…
ワンポイントアドバイス!

 以前お伝えした通り(記事はこちら)、屋根と外壁は同時に施工することで費用が抑えられます。…ということは、劣化の早い屋根は耐久性の高い塗料を使い、外壁の塗り替えのタイミングと合わせるという方法がオススメ。
屋根塗装には耐候性の高いフッ素塗料や遮熱塗料、断熱塗料がよいでしょう。

② 外壁は南側の方が、劣化が早い
塗膜のダメージの大きな原因は①でもお伝えしている通り、太陽光や雨風などの環境ダメージ。
外壁においては、南側は太陽が当たる時間が長いので北側よりも早く劣化しやすいです。
 
③ 北側は苔やカビに注意

南側に比べて、北側は太陽が当たりにくいことで、劣化が進みづらいです。しかし、日照時間が短い分、じめじめとした環境になる事が多く、苔やカビが発生しやすくなります。苔やカビが発生すると、水分を含みやすく、濡れと乾燥が繰り返され劣化していきます。繁殖させないためにも、外壁周辺には極力物を置かないようにし、植え込みは定期的に刈り込むなどして、常に通気性の良い状態を維持することが大切です。
それでも苔やカビが発生したら、水洗いをしましょう。
 
汚れが気になったら早めが肝心!

お掃除方法
① 基本は水洗い
② 高圧洗浄機は使わない
③ 柔らかいブラシ、スポンジを使用する
 
外壁のお手入れは水洗いが基本。汚れが気になったら水洗いをしましょう。
もし、水洗いだけで落ちない場合は、ホースで水をかけながら、柔らかいブラシやスポンジを用いて軽くこすってみてください。

CMや、外壁塗装の施工中の様子から高圧洗浄機の使用をイメージする方もいらっしゃるとは思いますが、水圧が強いと塗膜が傷ついてしまい、逆に劣化を早めてしまうこともあります。
同じ理由で、ブラシやスポンジなどお掃除用具は柔らかいものを使用しましょう。
あくまでも、優しく丁寧に水洗いをするのがポイントです。
 
それでも落ちないしつこい汚れは洗剤+柔らかいブラシ!

苔やカビ、鳥のフンなど水洗いだけでは落ちないしつこい汚れは、外壁専用の洗剤を使用すると落としやすくなります。洗剤は水で薄めて汚れている部分に直接塗布し、数分おいてから柔らかいブラシを使って落としていきます。洗剤で外壁を傷めないためにも、汚れが落ちたらすすぎ残しがないよう、しっかりと水洗いをしましょう。
ただ、それでも落ちない汚れや、危険を伴う高い場所の汚れはプロに任せましょう!
 
さいごに

長持ちをさせるために意識してほしいことがあります。
それは「通気性をよくすること」
外壁のメンテナンスだから外壁に目が向いてしまいがちですが、実は室内の通気性も大切です。
(外壁に関しては、お住まいのチェックポイントの③でご説明した通りです。)
なぜなら、室内の湿度が高すぎると結露が発生し、カビの発生にもつながるからです。
室内の窓際やお風呂場、脱衣所の換気はこまめに行って、通気性が良い状態を保ちましょう。
 
定期的な外壁のお掃除は美しさを保つだけでなく、遮熱や虫除けといった機能のある塗料は特に効果を発揮し続けることができます。

気になった時に行うのが、外壁を長持ちさせるコツです。
 
基本は水洗い。強い水圧も必要ありませんので、
定期的な習慣としてぜひ始めてみてください。

お客様の声

施工事例

地域密着施工!ご依頼ありがとうございました!

スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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